深い話
2011.12.23 |Category …雑記
8人にペンをあげます。1人に6本ずつあげるには、ぜんぶで何本いるでしょうか。
式: 6 × 8 = 48 答え: 48 本
考えれば考えるほど深みにはまる話。
結論から言うと、理論理屈は先生が正しい、しかし教え方はうんこ。
日本語がわからない。「何でバッテンだったか、先生説明してくれた?」
「単位が違うと、式の順番が違うんだって」
「? 意味分かる?」
「全然分かんない」
答えの単位が本だから、本を先に書くんです。
これじゃ、公式通りの文章があったら、公式通りの式を書いて答えを出す、
ってことになるんで全くの無駄だし意味のない知識になっちゃう。
赤ペン先生は、正しい。赤ペン先生で有名なベネッセが「かけ算の順番が逆だったらバツにすべきだよ派」らしいので紹介したい。
かけ算の式は「一つ分の数」×「いくつ分」の順に書く約束になっているので、問題文から正しく読み取って、その通りに式をかけるようにしましょう。小学校では、式の意味を理解することが大切なので、このような約束があります。
算数のかけ算にはルールがあって、そのルールに則って式を立てないとダメなんだぜってこと。
「式」っていうのは回答者がどういう風に考えてその答えに至ったかを書く部分であるので、
それがルールに則ってなかったら不正解とするのは当然のこと。
○にしちゃダメだろう。だって考え方が間違ってるんだもの。掛ける数と掛けられる数の違いを理解させようという理想?を追求した結果、益々混乱させているんではないだろうか。混乱させるくらいなら、素直にそれを認めて、「8×6」を○にするのもアリなのではないか。学習指導要領的にはそう言う考え方は言語道断なのだろうが。
学習指導要領的に、というか算数的に?
そもそも「かける数」「かけられる数」なんてひどく難しい言葉を教えること自体がおかしい。
だって小学2年生に受動能動を理解しろとか無理な話でしょう?
さすがにこれは呆れる。「式が間違ってたら(逆に書いたら、という意味)、答えもバツにするぞー」
って先生に言われた。
なら「式、答え 各10点」ってすんなよ、と。
言葉遊びじゃないけど、「式、答え あわせて20点」にすればいいと思う。
式は、その問題を理解しているのかどうかをためす。
答えは、自分なりに考えた結果(その考え方が合っていようが、遠回りしまくっていようが)、どうかをためす。
そういうもんだと私は思うのです。
ああでも物事を覚えるにはまずセオリー通りの基礎を覚えてから応用をしようって
どこかで聞いた覚えがあるな。。。
実際のところどうなん?
●Thanks Comments
無題
この問題の場合、自分が採点するなら。
6×8は〇で、8×6は☓です。
答えは、式が間違っていても、48本ならば〇。
ただし式に何も書いていなければ、答えも△か☓にします。
カンニングの恐れもあるので、なんにせよ考えが見えない物に丸はあげられないかな。
「一つ分」×「いくつ分」という「言葉の式」もちゃんと学校ではおさえるべきポイントだよ。ただ、それを丸暗記するんではなくて、6×8を導くためのヒントとして子どもたちには伝えている。子どもによって理解度が様々だから、色んな方法を取ってるイメージ。
ある子は、言葉の式は概念としてもう獲得済み、文章から直接立式可能。
ある子は、文章から読みとりつつ言葉の式に当てはめて立式できる。
ある子は、言葉の式を更に図解してイメージしながら立式できる。
単に単位だけに注目させて式を立てさせる人もいます。言葉の式は、あくまでも数学的考え方のとっかかりとしての役目として使うだけなので、先生によってはすっ飛ばす人もいるのよね。子どもがその意味をわかっててやるなら時間短縮としていいのだろうけれど、単元によっては絶対にやらない方が良いレベル。
長文にて失礼しました~。